一世昭寧 (86話)
大梁の嫡公主・沈昭寧は傲慢な性格だが、平手打ち一発で屈辱を受ける南楚の人質・容玦を救い出す。気弱で争いを恐れるように見える容玦だが、その正体は滅びた北昭の遺児であり、巨大な復讐計画を秘めていた。二人は腹を探り合う関係から強力な同盟へと発展し、北昭の未解決事件を再調査して権臣と戦い、国と深い情を守り抜く。だが再び戦火が…
大梁の嫡公主・沈昭寧は傲慢な性格だが、平手打ち一発で屈辱を受ける南楚の人質・容玦を救い出す。気弱で争いを恐れるように見える容玦だが、その正体は滅びた北昭の遺児であり、巨大な復讐計画を秘めていた。二人は腹を探り合う関係から強力な同盟へと発展し、北昭の未解決事件を再調査して権臣と戦い、国と深い情を守り抜く。だが再び戦火が巻き起こった時、命を託し合ったこの情誼は、桃の木の下に刻まれた骨身にしみる思慕と尽きせぬ未練を残すのみとなる。