万獣天書 (9話)
東の巻には東方の神獣が収められ、西の巻には凶獣が封印されていた。七年前に災厄が訪れ、凶獣たちは神名を抹消して神獣を狩り始めた。名が消えれば神獣は滅び、世の人々からも忘れ去られる。少年の陸離は東の巻の残巻を手に入れ、消え去った神獣を記憶に留める力を得る。白沢が凶獣の奇襲を受けた際、陸離はその名を刻み、蘇綾と共に崑崙へ赴…
東の巻には東方の神獣が収められ、西の巻には凶獣が封印されていた。七年前に災厄が訪れ、凶獣たちは神名を抹消して神獣を狩り始めた。名が消えれば神獣は滅び、世の人々からも忘れ去られる。少年の陸離は東の巻の残巻を手に入れ、消え去った神獣を記憶に留める力を得る。白沢が凶獣の奇襲を受けた際、陸離はその名を刻み、蘇綾と共に崑崙へ赴いて青竜に助けを求める。崑崙の激戦を辛くも制したものの、青竜の血が奪われて黒竜が目覚め、名抹消の全面大戦が勃発する。