岫灯帰衡 (32話)
天衡陣の均衡が崩れ、容見微と祁遠岫が調査を進めると、聞舟隠が水不足に苦しむ栖霞村を救うため、独断で三つの定界珠を動かして霊流を引いていたことが判明する。一行は珠を回収しながら、井戸枯れの真因が水路の閉塞にあることを突き止める。善意からの過ちであった聞舟隠を責めることなく、皆で水路を清掃し、本来の二重環減圧機構を用いて…
天衡陣の均衡が崩れ、容見微と祁遠岫が調査を進めると、聞舟隠が水不足に苦しむ栖霞村を救うため、独断で三つの定界珠を動かして霊流を引いていたことが判明する。一行は珠を回収しながら、井戸枯れの真因が水路の閉塞にあることを突き止める。善意からの過ちであった聞舟隠を責めることなく、皆で水路を清掃し、本来の二重環減圧機構を用いて陣法を修復。霊脈を守りつつ村の水源も確保した。慈悲の心を持ちつつも正道を守り、寛容と協力、実事求是の精神こそが両全を導くことを描いた物語。