庵前の草木香 (61話)
現代の社畜・顧淵は古代へタイムスリップする。大雪の日に実父と継母から棒で打ち据えられ、絶縁状に署名させられそうになるが、身重の妻が身を挺して彼を守る。行き場を失った二人は妻の実家に身を寄せ、夏家の父子に温かく迎え入れられる。その恩義に報いるため、顧淵は現代の知識を生かして花の香石鹸や清玉膏を作り、露店から身を起こして…
現代の社畜・顧淵は古代へタイムスリップする。大雪の日に実父と継母から棒で打ち据えられ、絶縁状に署名させられそうになるが、身重の妻が身を挺して彼を守る。行き場を失った二人は妻の実家に身を寄せ、夏家の父子に温かく迎え入れられる。その恩義に報いるため、顧淵は現代の知識を生かして花の香石鹸や清玉膏を作り、露店から身を起こして豪商と手を組み商いを広げていく。実家の顧家が彼の成功を見て金をせびりに押しかけてくると、顧淵は夏家への婿入りを決意。その後も工房を建てて産業を発展させ、製法を盗もうとする潜入弟子を見破りながら着実に歩みを進め、夏家の人々を豊かで平穏な暮らしへと導いていく。