枯藤問道 (58話)

塵の霊根と廃脈を持ち、生まれながらに練気以下の境地に一生留まると断じられた。山野の薬奴・木塵は、毒医に捕らわれ生きた薬炉として毒薬を試され、九死に一生を得る。その手のひらに一株の枯れ藤が寄生するまでは——毒を喰らい、霊薬を育て、丹方を導き出すことができるが、その代償は毎月生きた霊薬を一株捧げなければ骨まで喰らい尽くさ…

塵の霊根と廃脈を持ち、生まれながらに練気以下の境地に一生留まると断じられた。山野の薬奴・木塵は、毒医に捕らわれ生きた薬炉として毒薬を試され、九死に一生を得る。その手のひらに一株の枯れ藤が寄生するまでは——毒を喰らい、霊薬を育て、丹方を導き出すことができるが、その代償は毎月生きた霊薬を一株捧げなければ骨まで喰らい尽くされること。毒で藤を養い、薬の勘で薬草を見極め、薬奴の群れから一歩ずつ這い上がる。洗塵丹の残処方、半枚の丹鼎令、丹鼎閣滅門の過去の因縁は、すべて伝説の丹墟を指し示していた。製薬、符作、宝奪、殺伐。凡人の身で仙道を問い求める。数年後、万民が平伏し拝跪する時、薬の残滓から食を漁っていたあの少年を誰が覚えているだろうか?

枯藤問道 - 第1話

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