浮世錯錦 (40話)
幼き日に一族の冤罪に見舞われた晋雲は、名を「雲錦」と改め丞相府に身を寄せ、権力争いの中で懸命に生き抜いていた。宋紫鳶の庇護を受け、孤島では第四皇子の裴昭と助け合い、次第に互いの心の支えとなっていく。しかし朝廷には暗雲が立ち込め、過去の真相は名門貴族と庶民出身官僚の争いへと波及する。雲錦はしなやかな強さで立ち回り、恩人…
幼き日に一族の冤罪に見舞われた晋雲は、名を「雲錦」と改め丞相府に身を寄せ、権力争いの中で懸命に生き抜いていた。宋紫鳶の庇護を受け、孤島では第四皇子の裴昭と助け合い、次第に互いの心の支えとなっていく。しかし朝廷には暗雲が立ち込め、過去の真相は名門貴族と庶民出身官僚の争いへと波及する。雲錦はしなやかな強さで立ち回り、恩人、我が子、そして愛する人を守り抜く。動乱が収まり遠く旅立った彼女だったが、戻った時、心に宿る愛は決して消えていなかったことに気づくのだった。