界碑降臨 (21話)

荒古紀元三千七百二十一年、青雲暦九百六十二年、秋。宇宙の混沌が初めて開かれ、三千の上界と億万の下界が生み出された。蒼玄大世界は三千上界の第七十二位に位置し、東荒、西漠、南疆、北原、中州の五域に分かれている。中州は霊気が最も満ち、蒼玄の頂点勢力の九割が集まっていた。一方、東荒域は億万里に及ぶ広大な地でありながら、太古末…

荒古紀元三千七百二十一年、青雲暦九百六十二年、秋。宇宙の混沌が初めて開かれ、三千の上界と億万の下界が生み出された。蒼玄大世界は三千上界の第七十二位に位置し、東荒、西漠、南疆、北原、中州の五域に分かれている。中州は霊気が最も満ち、蒼玄の頂点勢力の九割が集まっていた。一方、東荒域は億万里に及ぶ広大な地でありながら、太古末期の「界碑の戦い」により大地の霊脈が断たれ、霊気の濃度は中州の三割に過ぎず、中州の強者たちから「蛮荒の僻地」と見下されていた。千年前、青雲大帝が東荒で台頭し、一本の青雲剣で八荒を薙ぎ払い、東荒の戦乱を平定した。

界碑降臨 - 第1話

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