神竹、飢饉を救う (129話)
薬草採りの陳老人は、言葉を話すパンダを助け、一本の神竹を拾った。人々を救いたいと願うだけで、神竹から霊米が湧き出し、村の九十七軒すべてが温かい粥を食べられるようになった。だが神竹には掟があった。飢えは救うが、強欲は救わぬ。欲深い者が触れれば、霊米は猛毒の黒米へと変わり果てる。富豪の周富貴は陳老人を買収しようとして失敗…
薬草採りの陳老人は、言葉を話すパンダを助け、一本の神竹を拾った。人々を救いたいと願うだけで、神竹から霊米が湧き出し、村の九十七軒すべてが温かい粥を食べられるようになった。だが神竹には掟があった。飢えは救うが、強欲は救わぬ。欲深い者が触れれば、霊米は猛毒の黒米へと変わり果てる。富豪の周富貴は陳老人を買収しようとして失敗し、その黒米を宴席に混ぜて子供たちを毒殺しようと企み、善人である陳老人は非難の的にされてしまう。枯れ井戸の底で何かが目覚める中、陳老人は神竹を固く握りしめた。今度彼が救うのは、命だけでなく、人々の心でもあった。
神竹济荒 · Divine Bamboo Relieves the Famine