1985 盗まれた大学 (31話)
1985年の真夏、黄河沿いの林家村に住む貧しい学生の林衛東は、大学入試で県内第3位という優秀な成績を収め、省の重点大学の合格ラインを大幅に上回った。しかし、合格通知書は村の党支部書記である趙満倉によって密かに差し押さえられ、息子の趙宝強が身代わりとなって入学してしまう。自分が不合格になったと思い込んだ林衛東は、急病の…
1985年の真夏、黄河沿いの林家村に住む貧しい学生の林衛東は、大学入試で県内第3位という優秀な成績を収め、省の重点大学の合格ラインを大幅に上回った。しかし、合格通知書は村の党支部書記である趙満倉によって密かに差し押さえられ、息子の趙宝強が身代わりとなって入学してしまう。自分が不合格になったと思い込んだ林衛東は、急病の母の治療費を稼ぐためにレンガ工場で重労働に従事し、その後南へ下って働いた。5年後、事業で成功を収めて故郷に戻った彼は偶然その真実を知る。恩師と弁護士の助けを借りて確実な証拠を集め、法的手続きを通じて権利を守るために立ち上がった。最終的に法を犯した者たちは相応の処罰を受け、林衛東は遅れて届いた合格通知書を手にして念願の大学進学の夢を果たした。