歩歩生香 (76話)
将門の出であり当朝の女将軍である沈雁行は、皇帝の命により妃として入宮を賜る。六宮で最も寵愛を受ける寧妃はその報せを聞き、一晩で罠を仕掛けて沈家を一門皆殺しに追い込む。沈雁行は皇帝に裁きを求めるが、皇帝は寧妃を咎めるどころか沈雁行から女将軍の地位を剥奪してしまう。血海深仇を背負った彼女は、正義を求めるため復讐の道を歩み…
将門の出であり当朝の女将軍である沈雁行は、皇帝の命により妃として入宮を賜る。六宮で最も寵愛を受ける寧妃はその報せを聞き、一晩で罠を仕掛けて沈家を一門皆殺しに追い込む。沈雁行は皇帝に裁きを求めるが、皇帝は寧妃を咎めるどころか沈雁行から女将軍の地位を剥奪してしまう。血海深仇を背負った彼女は、正義を求めるため復讐の道を歩み出す。平康坊の官妓から後宮の婕妤へ、そして寧妃に代わる寵妃へと上り詰めるが、ついに仇を討った瞬間、真の仇敵は別にいたことに気づくのだった。